20210712
雑記
友達が躁鬱日記なるものを始めた
リンクとかは貼りません．いわく「今年一年で何も変わらなければ今後一生生きるに値しない」らしい．無限の命を求めている自分（中国の皇帝？）とは一切ソリの合わないなあと思ったけど，半分共感半分理解不能と言った感じである．共感できる部分は「今年一年で変わらなければ」の部分である．私達は2020年を奪われたといっても過言ではない．20代前半という貴重な時間を奪われてしまった．そのことの焦燥感については2020から離れるほどに強く感じていくものだ．少しずつ日常が戻りつつある2021年ではより一層，本当ならこんな生活が送れたのだろうなという実感がどんどん身にしみていく．一方で2020年を実りあるものにできたものもいる．実りある人間にあったものは「純粋な向上心」か「中断しない精神力」である．どちらもこれまで，あるいはこれくらいの時期に身につくものである．去年が奪われてしまっては本来であればその成長を感じることのできた人間もそうはならなかった．私と同世代の人間だとより早熟の方が有利になってしまうのかもしれない．理解できない部分は「今後一生生きるに値しない」の部分である．厳しく言えば，彼は中学でのいじめられっ子と同様の状態に陥ってしまっているのではないか．自分の見える環境で自分の存在を処理しようとしていないか．このご時世だとコミュニケーションを取る機会も減ったがその被害者になりそうな気配を感じる．他の環境への逃げ道を閉ざしていないか．なお，彼は非常に優秀な人間であることは私が保証する．（だからこそこれほどの厳しい条件を自分に課したのだろう．ただ，その優秀さを知覚し自己肯定感を育む機会はそのポテンシャルに比して少ないようには思う．）それが自分の判断であるならば，もう少し広い視野をもってこの一年でよりよい環境を見つけてほしい．それは必ず存在する．自分の生きる環境を，些細な幸せを幸せと思えるように．
あと23で死ぬのは流石に早すぎる．ネクライトーキーを引用して25にするか．
お金もない、努力もしない
二十五を過ぎたら死ぬしかない
形のない恐れだけが さぁ！
あるいは
お金はない、逃げ道もない
二十五を過ぎても生きていたい
やるしかない、ここまできた さぁ！
か，なんせ人生の意味なんて突き詰めたところで無いのだから．
よかったもの
作品に関しては少々避けていた印象があります．なぜなら，
やっぱ俳優さんや女優さんのアニメの声優って違和感あるよな……ってのが予告編を見たときに思ったことと，なんだが自分には刺さらなさそうだなって思ったので．じゃあこの記事を読んだところで「自分には合わなさそうだな」ってのはあまり変わらなかったけど，小さい頃からみていた明石家さんまという人間に対する見方がすごく興味深かった．お笑いにおける視覚的効果が作品にも現れているというのを見るとちょっと興味は湧いた．
一日中このヒトのブログ読んでた．やらなければいけないことがあるときに限って面白そうなものが見つかるの勘弁してほしい．情報収集能力と文章力が今までネットで見た中でも特に高くて憧れる．単なる書評よりも面白い記事を書いて「この書籍を参考にしました」といえばより買いたくなるものだな～～～と思った．
全部面白いんだけど今やってる日記という作業に関してはこれが結構興味深かった．
