この時代にプレーヤー(20210902)
この時代にレコーダー
「仕事と人生に効く教養としての映画」を読んでいる.
今のところ第3講まで読んでいて,第1講は「映画を見たらどんないいことがあるか」という題で,人生がニ時間に凝縮されているだとかYouTubeやテレビドラマと違って映画館で上映されることが前提であるので途中離席を想定していないとか,粋な人間になれるだとか知識が身につくとか,色々思いつく限りの映画を見るよさについて書いていた.中でも気になったのは異文化に触れることができるという主張.確かに海外の映画を見れば映画を通してその国の文化や国民性がわかるのはわかる,けどその後にオススメしている映画が古すぎるような気もする.レジェンド的な映画を見ればその国の多くの人と会話の材料にできるのはわかるけど,ドイツ映画のオススメに嘆きの天使(1930)はもはやあっちの国でも古典じゃないかと思う.でも古いからと言って作品の価値が落ちるというわけではない.後に第3講の「日本の古典映画はなぜ世界で評価されているのか」でも触れられているが,時の洗礼に耐えた作品はハズレが少ないし,自分に合わなかったとしても何らかの学びや気付きは得られるかもしれない.問題点は作品の再生メディアによる洗礼が待ち受けていることである.この本を読んで良さそうだなと思った作品はメモしてfilmarksでどのサイトで配信されているのか確認する.私はNetflixとAmazon Primeに加入しているのでそのサイトで配信されていたらラッキー,Primeでレンタルなら一応値段と相談って感じ.で,そのレジェンド作品が結構ネット配信の形をとっていない.先程あげた「嘆きの天使」や「第七の封印」とか.じゃあその作品はどうやったら見られるのか,amazonで検索したら,
どうやら参考価格からお得になっているらしいのはわかったけど,まさか令和の時代にVHSの文字を見るとは思わなかった.DVDも今はまだまだ現役でやってるけど,この先DVDが完全にブルーレイにとって変わる瞬間が来たら,この作品はどうなってしまうのだろう.映像作品は本と違って再生媒体が無いと死んでしまうが果たして.
そして今手持ちのラップトップにはDVDやCDを入れる場所が無いので,DVDを見ようと思うとDVDプレーヤーを買わないと行けない(モニターは持っている).けど最近下宿の近くのTSUTAYAも実家付近のTSUTAYAも潰れてしまった.TSUTAYAが不調なのかレンタルビデオ屋が不調なのかわからないけど,どっちにしろfire stickのおかげでモニターで作品を見るのは事足りている.けど,良作が配信のラインナップに並んでいないというだけで切り捨てられるのはちょっとなんだかなあという気分もある.
よかったもの
和田アキ子とフレデリックの親和性というか,曲調としてはオドループとかオワラセナイトとかみたいな感じなんだけど,これがR&B様の力強い声と合わさった時の化学反応を見た気がする.こういう曲は線の細そうな声(決して弱々しいというニュアンスではない)が合致するイメージがあったので.
ちなみに和田アキ子は「あの鐘を鳴らすのはあなた」の印象が強すぎるけど,「R&Bの女王」なんて言われただけあって,力強い歌声はしっとりよりもこっちのほうが合う.最近ブルーノートでの動画も上がってたけど流石に声が老けてた.コメント欄で「歌手活動に専念してほしかった」って言ってる人がいて,確かに昔の声聞くと可能性感じるよなーとは思ったり.
ゲスの極み乙女にindigo la end,ジェニーハイと何足のわらじを履いて何故か死なないツイ廃ミュージシャン川谷絵音
【自己紹介定期】
— enon kawatani (@indigolaEnd) 2021年4月4日
僕は今主に
indigo la End
ゲスの極み乙女。
ジェニーハイ
ichikoro
という4つのバンドのメンバー
更に
美的計画
enon kawatani
独特な人
の3つのソロプロジェクト
paemuka
というプロデューサーチーム
DADARAY
のプロデュース
LATENCY
で帯を作り
楽曲提供もしています
ちゃんと確認したらこんなにたくさんのことをやってた.32にしてすでにそろそろ死にそう感がパない.
ジェニーハイとしては初のアニメPVらしく,クセの強すぎるメンバーたちがアニメーションキャラクターとしてこう解釈されるんだってのが面白かった.音楽性というか人間性が違いすぎて解散しそうだけどここまで個性的だともはや他人に干渉しそうにないか.というか久々に見たな新垣(ニイガキ)さん.佐村河内の一件で一気に注目された現代音楽家の印象だったのが気づいたらバンドのメンバーになってて驚いた印象.2014年のニュースは今見返すと話題に事欠かなくてにっこりしちゃう.今のテレビニュースなんかどの時間つけても同じ話しかしてないのでエンタメ性に溢れた事件が多いのが今思えばちょっとうらやましい.
今日は以外なコラボを知るのが多い気がする.これはジャニーズとボカロPとのコラボたち.特にフィギュアの方が結構いい,すき.
『Twitterからのお知らせです。』2nd season
— 🔫OSTER&テスロゼ🎼 M3秋T-10 (@fuwacina) 2021年9月2日
作詞・Twitter
作曲・ぼく
うた・きりたん
ベース・沖井礼二 pic.twitter.com/9ORBvLOBtq
OSTER×沖井礼二,ただの俺得でいいな……てかこれの打ち込みがdominoなのすごすぎ.OSTERさんはマジでdominoの魔術師.あとAIきりたんの声この曲で聞くとさとうささらを思い出した.
よかったものというか期待してるもの.薄明の翼がよかったのでこっちも期待.すべての地方に焦点をあてるということはダイパリメイクの前なのもあってシンオウ回に一番期待.
新しいお歌だみゅん・・♪
— こぎみゅん【公式】 (@cogimyun_sanrio) 2021年8月30日
エビちゃんもあのコも、遠くにいるおじいちゃんも、ずっとつながっていたいみゅん・・!https://t.co/t6mCkVNu5D #こぎみゅん #歌ってみた #三原色 pic.twitter.com/BlIyweKhxw
こぎみゅんのYouTubeチャンネルを初めて知ったけどこんなに歌ってみたを出してたことにびっくり,見たこと無い圧縮リンクで二度びっくり,歌ってもクオリティの落ちないキャラボイスに三度びっくり.10年くらい前こぎみゅんの存在がほとんど知らない頃に親がグッズを買っててハローキティのパチもんだと思ってたことを懺悔します.
悪魔とケイヤクする話 pic.twitter.com/aEBI7OuWAf
— 影山凌空 (@tatsunoko_777) 2021年9月1日
こんな最高アイディアを4ページで消費するな
これも最高.展開がめっちゃ綺麗なので是非他の作品がみたい.日常にちょっと混じったSFを通してなんでもないかけがえのないものを再認識するのめっちゃ好きです何かアレば是非教えて.
さっきの作品と同じくモーニング月例賞2021年6月期佳作.毛色はまったく違うんだけどこっちも面白い.どっちの作品もテーマは結構難しいというかめちゃくちゃなのにそれを感じさせない読みやすさがgoodだと思う.